目を下に大きくする、垂れ目ボトックス・ボツリヌストキシン注射の特徴
最近大流行の“垂れ目メイク”。癒し系の優しい目の表情が、人気の秘密です。そして昔から変わらないのが、大きくはっきりとした目。この垂れ目と目を大きくするという希望を同時に叶えてくれるのが「垂れ目ボトックス・ボツリヌストキシン注射」です。
方法も原理も、とても簡単なもの。
目の周りにある眼輪筋というリング状の筋肉、この下まぶたの部分に筋肉の緊張を和らげるたんぱく質を注射。筋肉が弛緩することで下まぶたのラインが下がり、目の面積も広がります
●注射1本でひと回り大きくなった垂れ目に
●施術時間は10分程度(注射は約3分)
●施術3~7日後から徐々に効果を発揮
●効果は約半年(個人差あり)
垂れ目形成の手法
眼輪筋の緊張を弛緩させて下まぶたのラインを下げるため、施術したこと気づかれにくく自然な垂れ目になります。大きく印象を変えたい、また半永久的な効果を望まれるのであれば、タレ目形成(下眼瞼下制術、グラマラスライン)などの手術の方法もあります。
リスク・副作用・合併症について
■術後の注意点
注射による治療をする際に、最も高い頻度で生じるリスクは、注射後の内出血。
注射後の内出血は全ての人に生じるわけではありません。
内出血が生じる原因のほとんどは、注射針が偶発的に細い血管に当たってしまう事です。
けれど、どれだけ慎重に注射しても、10分の1程度の確率で内出血は生じてしまうのです。
程度の軽い内出血であれば、1週間くらいでほとんど消えてしますが、
運悪く強い内出血が出てしまうと、消えるまで2週間程度かかることがあります。
注射した当日は熱いお風呂に長時間浸ったり、サウナに入らないこと、激しい運動はしないこと、
お酒を飲みすぎないこと、注射した部位を必要以上に弄らないことなどが大切!
注射当日は、注射部位以外はマッサージしても大丈夫ですが、
注射部位のマッサージは念の為やめりようにしましょう。
注射翌日からは、注射部位のマッサージをして大丈夫です。
ただし、注射部位に内出血などがあり、腫れている場合は、強いマッサージをすると腫れが強くなることがあるので、腫れが強い期間はマッサージを避けたほうが良いでしょう。
施術例
つり上がった目を改善させるために、下まぶたの外側にボトックスを注射しました。
注射後1週間程度で下まぶたのラインの外側がわずかに下がりました(1.5mm程度)。
完全なタレ目にはなりませんが、下まぶたのラインが下がることによってわずかに目が大きくなり、優しい印象の目になりました。
また、目に力を入れたり、笑ったりしても、目が細くなりにくくなりました。
また、目尻にシワがよりにくくなりました。
私の感想としては、この治療は劇的に変化するような大きな効果はありませんが、不自然になったり、後遺症が残ることはないので、周囲の人間にバレないような変化を求める人には向いていると思います。
効果は約6ヶ月間続き、効果が切れると元通りに戻ります。
また、目尻にシワがよりにくくなるアンチエイジング効果もあります。